血糖値とは
血糖値(けっとうち)とは、
「血液の中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度」のことです。
ブドウ糖は、私たちの体にとっての「エネルギー源」。
特に、脳はこのブドウ糖をエネルギーにして働いています。
つまり、血糖値は「体と脳のガソリン量」を表すようなものなんです。
血糖値はどうやって変化するか?
- 食事をする(炭水化物を摂る)
↓ - 体の中でブドウ糖に分解されて、血液に吸収される
↓ - 血糖値が上がる
↓ - 膵臓から「インスリン」というホルモンが出る
↓ - ブドウ糖が筋肉や肝臓に運ばれて、血糖値が下がる

血糖値は高すぎても、低すぎてもダメ!
・低すぎると(低血糖:70mg/dl以下) → めまい・イライラ・集中力低下・手の震え
・高すぎると(高血糖:200㎎/dl以上※空腹時は126mg/dl以上) → 糖尿病・動脈硬化・疲れやすい・肥満
ちょうどいい値で推移することが重要なんです。
血糖値スパイクとは?
「血糖値スパイク」とは、食後1~2時間で急激に血糖値が上昇→その後急降下する状態です。
見た目は健康な人でも、空腹時血糖は正常で、食後だけ急上昇するケースが多く、気づきにくい。
間食が多い、甘いものをよく食べる人は要注意です。それが原因で脂肪肝になることがあります。
【短期的な影響】
血糖値スパイクが起こると…
影響 | 内容 |
---|---|
😴 強い眠気・だるさ | 急上昇→インスリン大量分泌→血糖値が急降下 →「低血糖気味」で眠気・倦怠感。 |
🤯 イライラ・集中力低下 | 血糖の乱高下で脳がうまく働かず、情緒も不安定になる。 |
🍫 食欲の暴走 | 血糖値が下がったことで「もっと甘いものが食べたい」と感じる。 |
🤢 胃腸の不調 | 血糖値の変動が自律神経に影響し、消化不良や便秘を招くことも。 |
【長期的なリスク】
血糖値スパイクを繰り返すと…
影響 | 詳細 |
---|---|
🍩 内臓脂肪の蓄積 | インスリンが過剰に分泌されると、脂肪として蓄積されやすくなる。 |
❤️ 動脈硬化・心筋梗塞 | 高血糖が血管の内皮を傷つけ、動脈硬化や心血管疾患リスクを高める。 |
👁 糖尿病の前段階(耐糖能異常) | 長期的に血糖コントロールが悪化し、糖尿病予備軍に。 |
🧠 認知症リスク上昇 | 血糖値の乱高下は、脳への負担や血管障害と関係していると指摘されている。 |
🔥 慢性炎症 | 血管や細胞に炎症を起こし、老化や病気の引き金に。 |

血糖値スパイクが「見えない炎症」を招く
高血糖の状態が続くと、AGEs(終末糖化産物)という老化物質が増え、血管・肌・内臓・脳など全身の細胞に悪影響を与えます。シミやしわが増える、動脈硬化が起こるなど。
いわゆる「老化のもと」になる物質です。「体内でサビ(酸化)と炎症」を引き起こします。なるだけ増やさないような生活習慣をつけていきましょう。
血糖値スパイクを防ぐには?
野菜から、よく噛んで、時間をかける。食べた後に軽く歩こう。(笑)
対策 | ポイント |
---|---|
🍚 食物繊維から先に食べる(ベジファースト) | 野菜→たんぱく質→炭水化物の順 |
🐟 低GI食品を選ぶ | 玄米・全粒粉パン・オートミールなど |
🧘 ゆっくり食べる | 1口30回を意識、早食いは血糖急上昇のもと |
🚶 食後の軽い運動 | 10〜15分歩くと血糖値が安定する |
⏰ 間食しない | 血糖値の乱高下を招かないように注意 |

食事ごとの理想的な時間間隔
食事 | 理想的な間隔 |
---|---|
朝食 → 昼食 | 4〜6時間程度 |
昼食 → 夕食 | 4〜6時間程度 |
夕食 → 就寝 | 3時間以上あけるのが理想 |
※間食するときは、なるだけ食事の後すぐに食べるのがよい。時間を空けないのがgood!
どうしても我慢できないときは↓
間食をとる場合の注意点(空腹が我慢できないとき)
対策 | 内容 |
---|---|
時間帯 | 食事から2〜3時間後に少量で |
内容 | ナッツ、ゆで卵、無糖ヨーグルトなど低GI&高たんぱく |
避けたいもの | 甘いお菓子、菓子パン、ジュース(急上昇の原因) |

【まとめ】
血糖値は、私たちの体の「エネルギーバランス」を示すサイン。
上がりすぎず、下がりすぎず、安定していることが健康のカギです。
毎日のちょっとした工夫が、体の不調を予防し、
元気で若々しい毎日につながります。
毎日の食べ方や習慣を見直すことが、未来の健康への第1歩です。
PR
![]() |

![]() | 新発売!今話題の成分で糖の不安から解放【送料無料】イヌリン サラシア 桑葉 田七人参 菊芋 石蓮花 ゴーヤ ギムネマ サプリ 血糖値 |
