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おっととわたし

おっととわたし

夫と出会って7年。結婚して2年、暮らしはじめて5年くらいになる。

おっとが「うつ」と言われたのは、3年と少し前

当時はお互い働いていて、2人暮らしにも慣れてきた頃だったと思う

「なんか夜眠れないんだよね。」

おっとがぽつりとそんなことを言った。

なんか悩み事でもあるの? と聞いたけど、「別に。最近ちょっと仕事が忙しいからかな」とありふれた返答しか返ってこなかった。

そして気づいたときには、体重が4㎏くらい減っていて

感覚的に・・これ、ちょっとやばいかも。 と思った

学生の頃、精神医学で「うつ」については授業もあった。でも覚えていることは、

うつの人にはがんばれって言わない。励まさない。だった。

医療関係者として働いてきたけど、正直どうしていいかわからなかった。

簡単に検索して出てきた病院に、行ってみたら?と声をかける

「いや、おれ「うつ」じゃないから。」

・・・

・・・

うつかどうかを診断するのはお医者さんだけど

「うつ 症状」で出てくる症状は、そのまま夫だった。

☆ネットより参考に☆うつ病について

うつ病では、強い悲しみや気分の落ち込み、意欲の低下などがみられます。うつ病で現れる症状には個人差があり、具体的には以下のような症状がみられることがあります。

  • 動作がゆっくりになる
  • 反応がおくれる
  • 些細なことで怒りやすくなる
  • 眠れない
  • 食欲がない
  • 頭が痛い
  • 胃の不快感
  • 便秘や下痢
  • 感情を感じない
  • 生きている実感がない
  • 悪い方向へと想像してしまう
  • 自分が悪いと思いこむ
  • 死にたいと思う     など

病院をすすめるも、すんなり行ってくれるわけもなく

お互い仕事を続けていた。

おっと病院へ行く

ある日、

眠れない原因はうつかもよ。だから病院いってみようと話すと

重い腰をあげ、なんとか受診にこぎつけた。(ひとりで行ってもらった)

それからが大変だった。

「俺、うつじゃない。」

病院にいくと、やっぱり「うつ」と言われたと言って帰ってきた。

すると、以前にも増して

「俺、うつじゃない。」

と言うようになった。

先生はお薬もすすめてくれたらしいが、飲みたくないと言って断ったと聞いた。

それから数カ月して、また少し調子が悪くなった。

今度は会社から少し近い場所にあるメンタルクリニックを受診した。

診断名はおなじく「うつ」

軽い薬を飲んでみませんか。と言われ飲んでみようかなと言って帰ってきた。

致命的なミス

そこで私は致命的なミスをしてしまう。

それは、薬を飲まないことを選択すること。

おっとがうつかもしれないと分かってから、いろんな本やネットで情報を仕入れていた。

今思えば情報のとらえ違いだと分かるが、当時の私は混乱していたのだろうか?

副作用や離脱症状の重さから飲まない方がいいと思ってそう夫に伝えた。

おっとには悪いことをしてしまいました。

おっとはもともと薬は飲みたくないと考えていたから

じゃあ、そうしようとなった。

そこから1年半くらいは薬を飲まずに、なんとか過ごしました。

きちんと飲めば長期間飲み続けることも少ないということを知らず、薬のデメリットばかりにフォーカスしていた時期でした。

☆ネットより参考に☆薬の内服について

うつ病の症状が完全に消失するところまでいかなくても、うつ症状の改善効果は多くの方で認められます。8~12週、抗うつ薬を用いた治療を行うことで、うつ病の大半の方で症状の改善が認められ、薬に反応が悪い治療抵抗性のケースは1割程度と言われています。

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